住まいを借りる【契約までの流れ】
1.まずは、住まいを買う方・借りる方への助言【共通】をご確認ください。
2.(自分)予算を割り出すことからスタート。
家計に無理ない住宅支出とは、いくらまでの家賃なのかを家計簿から割り出すことです。賃貸住宅での家賃の理想は、最大でも年収の30%まで。近い将来、マイホーム取得をお考えになる方は20%以下に抑えるべきですね。
①その家賃支出をその範囲で考え、生活やライフスタイルと照らし合わせて、立地や間取りなどの優先順位を整理してみましょう。
3.家賃相場を調べて、エリアの特性を理解する。
自己の家賃支出を割り出したら、自分の希望するエリアの「家賃相場」を調べることが必要です。ここでは、ポータルサイト(at homeやsuumoなど)を活用してみて、地域や駅からいくつかの物件をピックアップしてみます。
※ここでのポイントは、自分の必要間取り(専有面積●㎡)と賃料を押さえ、㎡単価を割り出すことです。いくつかの物件の割り出しをすると、その地域のある程度の単価の特性がつかめます。=これが、自分で持つ相場の尺度です。
4.賃貸情報を収集します。
情報収集にあたっては、上記1で“自分の生活を自分でデザイン”して絞り込んだ【エリア】【駅】【駅からの距離】【予算】をもとに絞り込んでいくといいでしょう。
①モバイルデバイスの活用で・・・
パソコンやスマートフォンで手軽にインターネットでの情報収集を。
ポータルサイトはたくさんの物件を掲載していて、検索エンジンにより自分の優先希望にあった絞り込み検索が可能です。
②賃貸情報誌で・・・
移動の電車の中で、アナログ検索をしても良いのではないでしょうか。そこでピックアップしたものをインターネットで検索してみるやり方もあります。
③勇気を出して不動産会社に連絡、訪問で・・・
不動産会社は2つの方法で賃貸情報を管理しています。
1つは、インターネット情報です。
2つ目は、業者間情報です。
※クラウドで情報共有されていることが多いので、接点の際にはご希望やご要望をしっかり伝えて情報収集を。
5.不動産業者と物件見学の日時を決めます。
物件はいつ決まってしまうかわからない点に注意を。できる限り時間を作って、早期に物件を見学しましょう。
6.不動産会社とともに物件確認をします。
ここでは、そこに住むこと前提(仮説)で見学しますので真剣に取り組みましょう。
<見学のチェックポイント>
※すべては五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)で判断を!
①駅までの距離や交通機関の時刻確認。・・・不動産広告では80mを1分で時間表記します。
②見学物件の道路の幅員や接面長さ、高低差、形状、隣地との関係性、インフラ状況確認。
③周囲を歩いて回り、自分生活に必要な施設確認や嫌悪施設・騒音・匂いなどを確認。
④見学地に立ち止まり隣棟間隔、日照、風向きなど体感で確認。
⑤ゴミステーションや公園の整備状況なども確認。
⑥室内では隣や上下階の音も確認。
⑦マンション等は共用部分であるエントランスホール、廊下、階段、EV、ゴミステーションを見学して管理状態を確認。
⑧物件の詳細を説明受け、納得するまで確認。
7.物件がある程度気にいったり、「入居申込み」
<「入居申込書」に記載する事項>
①氏名
②住所
③勤務先及び勤務先住所、連絡先
④年収
⑤同居予定者の氏名及び住所
※最近は賃貸保証の加入を要する物件が多く、手続きに必要な書類の記入・捺印があります。
※「預り金」を支払うこともあります。これは、「申込証拠金」や「申込金」というものですが、家主の承諾が得られなかった場合は無利息ですが返金され、承諾され契約に至った場合は必要資金の一部に充当されます(預り金の額は、数千円から家賃1か月分程度)。
8.入居審査
「入居申込書」をもとに、入居審査が行われます。所要期間は概ね1週間程度です。
入居の承諾をするのは貸主であり、場合によっては入居を断られることもあります。
9.入居承諾後、賃貸借契約までに書類準備
<準備する書類>
①入居する人(全員)の住民票
②入居する人(全員)の収入証明・・・自営業者は確定申告書写しや納税証明書
③身分証明書(運転免許証又はパスポート・健康保険証の表と裏)
④連帯保証人の印鑑証明書
※連帯保証人は事前に「保証契約書」「保証人引受承諾書」などの書類に署名・捺印(実印9が必要であり、予め取得して提出をいたしましょう。
<法人の場合は>
①商業登記簿謄本
②代表者住民票
③入居者確約書
④法人印鑑
⑤代表者印鑑証明書
⑥入居者印鑑(実印)
⑦法人印鑑証明書
⑧入居者住民票
⑨入居者印鑑証明書
※契約の日時と場所をしっかり決める。
11.重要事項の説明・賃貸借契約の締結
宅建業法で定められた内容に基づき、しっかりと理解して署名・捺印を。
<契約に必要な資金は、不動産業者指定の口座に事前振込を>
※敷金・礼金・前家賃・損害保険料の支払い
※媒介の場合は、仲介手数料支払い
※契約印紙代の支払い又は収入印紙現物
<契約時必要書類>
①印鑑(実印又は認印)
②身分証明書(運転免許証又はパスポート・・・顔写真入り)
③銀行届出印
12.鍵の引渡し
入居可能です、引越し準備を開始してください。
詳細はPREBコーポレーションとともに検討しましょう。